さいとう鍼灸院
「まだまだ働きたいからここに来るんだ。」 そんな声をいただいている治療院です。
0195-42-4133
「ホームページを見て…」とお電話下さい。
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私も多くの治療院の先生方と同じく、自分が怪我をして治療院に
通ったのがこの仕事を志したキッカケです。
私は根っからの野球少年。
中学卒業後、当然のように甲子園を目指して、当時県内最多の
出場回数を誇っていた隣町の高校へ進学しました。
当時の練習は現在と違い、「質より量」「理論より気合」。
投手の練習もしていた私は、バッティングピッチャーや
ピッチング練習で毎日のように100~200球投げるのが
当たり前でした。
そんな中、練習試合で先発を任され、やる気満々で登板しましたが、
気合が空回りしコントロールを乱し途中降板・・・
そして、降板後も投球練習を命じられ再びブルペンで投球を始めた時、
「ビリッ!!」
肘に電気が流れるような強い痛みが走りました。
初めて経験する痛み。
しかし、当時は「痛いから練習を休む」という概念すらない時代。
時々治療を受けてはいましたが、痛みをごまかしながら練習を続けていました。
その結果、完全に投球フォームがおかしくなってしまい、肘が治った後でも
思うようにボールを投げることが出来ず、最終的には、「スローイングイップス」
という投球障害に陥ってしまいました。
10m~20mの近い距離で暴投を繰り返す毎日。
指導者にはその度に怒られましたが、当の本人はどうしたらいいのか全くわからない。
その当時は、朝が来るのが怖くなってしまったほどでした。
(今でも子供とキャッチボールをする際に影響がでます・・・)
その後、外野手として試合に出ることはできましたが、
「最初に勇気を出して休んでおけば・・・」
「あの時にきちんと治療しておけば・・・」
という気持ちは、引退した後も頭の中から離れませんでした。
高校卒業後、大学へ進学。
就職活動の時期が近づき、自分が何をしたいのか考えた時に、
高校時代の経験から
「同じ経験をする人をひとりでも少なくしたい」
と思い、治療家への道を進むことを決意しました。
知人の紹介に紹介してもらった治療院で夕方まで働きながら、
夜間の鍼灸学校に通う毎日がスタートしました。
帰宅は夜11時頃。クラスメイトには優秀な人が多く、
テスト期間は夜中まで机に向かう毎日でした。
大変な時期でしたが、当時はまだ20代。体力も十分にありました。
自分と同じような高校球児を診させていただいたり、
全国レベルの大学サッカー部や高校女子サッカー部、
高校バスケットボール部のチームに同行したり、様々な
経験をさせてもらったのもこの時期です。
その後、何とか国家試験も合格し都内の治療院での勤務を
始めました。
運動部の学生やスポーツ選手が多かった以前の治療院と違い、
患者さんはほとんど一般の方の治療院。
ここでの経験を積むうちに、スポーツ選手の治療に偏っていた私の考えに、
という変化が生まれてきました。
そんな思いを抱き、2009年6月に故郷である岩手県九戸村に開院。
過疎化が進み鍼灸治療に対する認知度も低く、アクセスも決していい場所とは
言えませんが、以前から「やるなら地元で」と考えていました。
現在は、開院当初より「身体にやさしい」治療法
を取り入れ、幼児からお年寄りの方まで、様々
な年代の患者さんへ治療を行っています。
治療家という仕事にゴールはありません。
お身体の悩みで苦しんでいる人が、一人でも
多く楽になること。
みんなが健康で快適な毎日を過ごせるように
なること。
その結果が、地域の活性化にも貢献することになります。
そのために自分の理想の治療院を目指し、何年たってもより良い治療が
出来るように、そして、「本当によくなりたい人」のために日々施術しています。
さいとう鍼灸院 0195-42-4133 (当日予約も可能です)
(「ホームページを見て…」とお電話頂ければスムーズです。)
※訪問診療などで不在の時があります。その際はメッセージをお入れ下さい。
戻り次第、折り返しご連絡いたします。